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NPO法人日本ソーシャルワーカー協会年次大会(札幌大会)が開催されました。

2015年5月16日(土)にNPO法人日本ソーシャルワーカー協会年次大会(札幌大会)が開催されました。

 はじめに、NPO法人日本ソーシャルワーカー協会 岡本 民夫 会長から、『2015年ソーシャルワーカーに期待されるもの・期待するもの』と題したお話しをいただきました。

 続いて、記念講演では公益財団法人北海道アイヌ協会 阿部 一司 副理事長から『アイヌ民族の尊厳の確立~その社会的地位の向上と文化の伝承~』、特別講演では学校法人東日本学園北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科 向谷地 生良 教授から『クライエントの場からの出発~べてる、そして当事者研究の経験から~』とそれぞれ題し、当事者からの発信をテーマにご講演をいただきました。

 アイヌ協会阿部氏の講演では、アイヌ民族の歴史や文化の伝承等々、北海道民でもなかなか触れる機会のない聴き応えのある内容であったと思います。また、当事者研究の第一人者である向谷地氏のソーシャルワーク実践は現在では世界にまで広まり、さらに研究等が進められているということでした。お二方のお話しは非常に有意義なものであったと思います。

 また、夜に行われた日本ソーシャルワーカー協会会員懇親会のなかでは、一般社団法人札幌大学ウレシパクラブ(アイヌの学生、またアイヌの社会や文化に関心をもつ学生が参加し、アイヌ文化や環境に関わる学習・実践活動を展開している)によるアイヌ文化伝統の舞踊や演奏等を披露し、会場を大いに盛り上げてくれました。

 大勢の皆様のご参加に感謝いたします。ありがとうございました。

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